村上姉妹の酒造見学(^^) ~Vol.1 久保田酒造~
福井と言えば、世界中で愛される数々の日本酒を輩出していることで有名♬
これまで福井トラベル.comの中でも、その華々しい受賞歴をご紹介してきました✨
元々お酒は強くない村上姉妹ですが、どうせ飲むなら地元で作られた美味しいお酒がいい💕と、
日本酒にも興味を持つようになってきました😊🍶
そこで、せっかく地元にたくさんの酒蔵があるのだから、酒造見学とやらに行ってみよう❣と思い立ち、
今回は、福井県坂井市にある、久保田酒造さんへお邪魔してきました~(^^)
〒910-0207福井県坂井市丸岡町山久保27-45
TEL:0776-66-0123 / FAX:0776-67-2367
公式HP ☞ 久保田酒造
久保田酒造は、創業1753年の老舗✨
歴史を感じる長~い立派な門😊 駐車場は来客用に3台分ほど用意されています。
事務所兼直売所の入口はこちら↓↓
一歩中へ入ってみると、お酒がずら~っと展示されています👀✨
ものすごい瓶の量にびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!
こちらの直売所で、久保田酒造さんの歴史のお話をお聞きしてから、奥の酒蔵へ足を進めます♪
靴だけ用意されているスリッパに履き替えて、村上姉妹、いざ、酒蔵見学へ~!!
久保田酒造さんは、さすが酒蔵見学を随時受け付けているだけあって、
写真付きで、お米の田植えからお酒が出来上がるまでの工程がパネル展示されています✨
毎年、地元の方々と一緒に、田植え体験なども行っているそうです!!(詳しくは公式HPをチェック❣)
ここで一通りの説明をしてもらったら、まずは冷却タンクのある部屋へ進みます。
酒作りに最適な水は、鉄分が極力少ないものということで、
こちらでは、なんと地下20mの深さからくみ上げられた水が使用されているそうです👀❕
そして、こちらがいよいよ仕込蔵です❣❣
内部を公開する前に・・・酒屋さんの前にぶら下がっているこのほわほわしたマリモみたいなヤツ、正式な名前はご存知でしょうか?👀💡
これは”杉玉 (すぎだま)”と呼ばれるもので、ただの飾りではなく、しっかりと役割があるんです❣
杉玉はその名の通り、杉の葉を詰めて玉状にまるめたものなのですが、私たちのイメージでは茶色ですよね??
しかし杉の葉も元々は緑色🍃
杉玉が緑色の頃は、「新酒ができました!」という合図なんだそうです🍶
そして杉玉の色の変化とともに、お酒の熟成具合が一目でわかるようになっていて、
その緑が薄くなる頃には夏酒、そして茶色に変わる秋頃にはひやおろしが美味しい季節ですよと知らせる役割を担っているのです😊
村上姉妹、お酒知識レベルがアップしました(`・ω・´)✨w
では、酒蔵へ潜入っ❣
\じゃじゃーん/
高さ2mを優に超えるタンクがずら~っと並んでいます💗💕
私のイメージでは、年紀の入った木製の巨大な樽をイメージしていたのですが、なんかハイテクな感じです✨(笑)
昔は、夜通しお酒を飲みながらタンクをかき混ぜていたため、タンクの中に落っこちちゃう人もいたとか・・・( *´艸`)w
今は、酵母菌の改良や技術の進化により、四六時中監視する必要はなくなったそうです♪
タンクの周りには細いホースがぐるぐると巻き付けられていて、ここに冷水を通してタンク内の温度を保っているそうです(^^)
お酒作りにおいて、蔵内の湿度・温度を保つのはとっても気を遣うところだそうですが、
さらに火災対策も兼ねて、漆喰の分厚い扉が使用されていました。
この後は、お酒を搾り取る装置なども見せていただき、酒蔵の見学を終えて再び直売所スペースへ😊
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次は久保田酒造さんの製品についてお話を聞かせてくださいます。
その中で、日本酒初心者の私が一番感心したのが、精米歩合のお話です。
日本酒のラベルに”○%”とか、”○割○分”とか表示されている”精米歩合”、みなさんは、なんのことかご存知ですか?✨
簡単に言うと精米歩合とは、
お米を削った(磨いた)後に残っている部分の大きさを表す割合のことで、
精米歩合の数字が小さければ小さいほど、削られる部分が多くなる、というものです。
参考までに、私たちが普段食べている白米は平均的に90~92%の精米歩合とのこと🍚
では、なぜお米を削るのかというと、米粒の表面に含まれるたんぱく質や脂質を除くためだそうです。
ご飯として食べるには、たんぱく質も脂質も旨味として重宝されますが、
お酒作りにおいては、香りや味を悪くしてしまう雑味として捉えられることが多いんだとか。。
日本酒には様々な名称がありますが、精米歩合によって下記の用に区分されています👀✨
特定名称 | 精米歩合 |
---|---|
普通酒 | 規程無し(一般に73~75%程度) |
純米酒 | 規程無し |
本醸造酒 | 70%以下 |
特別本醸造酒 | 60%以下 |
特別純米酒 | 60%以下 |
吟醸酒(純米吟醸酒) | 60%以下 |
大吟醸酒(純米大吟醸酒) | 50%以下 |
(出典; KURAND)
大吟醸酒は、せっかく収穫したお米の半分以上も削ってしまうんですね~(><)
もちろん精米歩合がすべてではありませんが、これによって価格が左右されるのも納得です💦
(ちなみに、他県では精米歩合10%以下というなんとも贅沢な日本酒もあるそうですよ~✨)
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・・・一通りお話を聞かせていただいた後は、お楽しみの(笑)試飲タイム~❣❣
ハンドルキーパーの私をよそに、次々と試飲を楽しむ姉・・・(´・ω・`)w
久保田酒造さんは、比較的リーズナブルなお値段で、辛口のお酒が多いようです(^^)
私は、やかんに用意されていた、キンキンに冷えた地下20mのお水を頂きました💗(笑)
久保田酒造さんの歴史、日本酒作りの工程、酒蔵の見学、商品の説明、数種類の日本酒の試飲まで、
すべて合わせて所要時間40分ほどの見学ツアーとなりました(^^)
私たち姉妹は日本酒に関する予備知識も少なく、初めて見たり聞いたりするものばかりでとても大満足の内容でした❣❣
今回の酒蔵見学、参加費用は・・・・なんと無料なんです\(^0^)/ (※予約は必要となります)
すごくないですか~!??👀💡
全国の日本酒ファンのみなさん、福井へお越しの際には酒蔵へ足を運んでみてはいかがでしょうか??😊✨
日本酒作りの数々のこだわりを知ることで、美味しいお酒がより美味しく感じられるかもしれません・・・💗
福井に住んでいながら これだけ凄い酒を作る工場があったとは、驚きです。自分は 天津神力しか知りませんでした笑 福井をひってもんに勉強しようと思いました。
ビトたけしさん、コメントありがとうございます。
「天津神力」逆に知りませんでした〜!!
ひっでもんに!っ勉強しましょう〜(^^)私たちも頑張ります♪