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まさかうちのお母さん、京都で個展デビューするなんて・・・

皆さんこんにちは(*^▽^*)

久々の投稿となりました♬
実は11月23日~28日の6日間、書道家である母が京都で個展を開催しておりました。

母は長年福井県の高校で書道教諭をしているのですが、個展を開くのは今回が初めてです。

なぜ敢えて知り合いの少ない京都での個展デビューなのか?

これまで書道に興味のなかった人に見てもらいたい、外国の方にも作品を見てもらいたい。。。
そんな思いで紅葉まっさかりの京都を選んだそうです。

何より京都の知恩院には母方の祖父母が眠っており、たまたま母が見つけたギャラリー「重松」はなんと知恩院の門から徒歩2分という目と鼻の先。
私たち家族にとってはまさにパワースポットです。

そして半分畳にもなっているモダンな感じの内装は母の作品との相性もバッチリでかなり雰囲気の良い会場に仕上がりました。

重松で開催した村上文堂仮名文字の個展

開催中は母と妹と3人で着物を着てスタンバイ✨

着付けは妹がしてくれました✌

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母は仮名文字を書きます。

書道では漢字の力強い作品をよく見かけますが、仮名文字はとても柔らかで流れるようなイメージで

「癒される」と言ってくださる方が多かったです。

村上文堂個展の仮名文字作品

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美しい日本語を求めているうちに白川博士の東洋学に出会い、文字そのものの姿を表現したい

と思うようになったと言う母の作品は、書道のイメージが少し変わるようなアート的な作品もあり楽しんで頂けたのではないかと思います。

村上文堂個展の仮名文字作品

外国人の方むけに英語のキャプションも準備。作品の一部や名刺、キャプションには福井の越前和紙を使っています。

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母は照れるからといって知り合いは一部の人にしか案内していなかったようですが、福井や遠方からも普段からお世話になっている師匠や書道仲間の方々、

昔からの教え子さんたちなどがたくさん来てくださいました。

また、店の前のポスターをみてふらっと寄って下さる方や外国人観光客までたくさんの方に作品を見て頂くことができ、感謝感謝の毎日でした。

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外国の方は和室に入るときにきちんと靴を脱いで、手を合わせてたりお辞儀をしたりして下さりとってもほっこり( *´艸`)

日本の文化に関心をもってくださっているようで嬉しかったです。

せっかくなので外国の方には当て字で作った和紙の名刺をプレゼントしました♥w

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色んな方の協力のお陰で母の記念すべき初個展は大成功でした!!!

京都重松の村上文堂個展

 

個展最終日は母の誕生日でもあったので近くの長楽館で家族でお祝いをしました。

家族の絆もさらに深まった気がします♥

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母は今年5●歳!!w

ですが京都で個展ができたからもう満足♬とはなりません。これはあくまでもスタート!!

ちなみに祖父も同じく書道家でしたが、祖父が書道を始めたのは60歳を過ぎてから。

いくつになっても夢は叶うし、夢を持つことは自分だけでなく周りの人にも影響を与えることができる、

ということを改めて感じました。

 

では最後に個展のmovieを載せておきます↓↓

最後までお付き合いありがとうございます( *´艸`)

 

***村上文堂***

福井県福井市在住

高等学校芸術科 書道教諭
日本書芸院 一科審査員
読売書法会 幹事



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