越前海岸に佇む不動明王伝説の島・鉾島!!
みなさん、突然ですが「鉾島」、これなんて読むかわかりますか??
わたしは「さおじま!」てゆってたのですが「ほこじま」と読みます(*ノωノ)w
さて、今回ご紹介する鉾島ですが、日本海の荒波にて浸食された柱状節理の岩肌が特徴の小さな島です。
柱状節理とはあの有名な東尋坊と同じですが、このブログをみて下さっている皆さんならもうお分かりですよね~?!♥
鉾島は敦賀から東尋坊まで続くリアス式海岸、越前海岸に面し国道305号線に位置します。
福井北部に海水浴に行くときに通る道沿いに見えてくる周囲80m,高さ50mの島。
鉾島という名前の由来は岩が鉾をたてたように並んでいることから。そしてこの小さな島には今も地元の人から信仰を受ける
不動明王の伝説があるのです!!
そこで、私たちは昔からお墓詣りに行くときに通る道なのですが今回初めて上陸してみました‼
入口には大きな鳥居。ちょこたんパイセンと早速GO!!
日本海は相変わらず風が強く波も高め。。。
さすが鉾と言われるだけあって背が高く迫力のある岩壁!!
ここからちょこたんパイセン、、、
岩部に置き去りにされるの巻、、、
※良い子は真似しないでね♥
スポンサーリンク
頂上には松がたくさん生えていました!!その隣はおそらくグミの木~~?!
不動明王のいる祠!
入口の案内板にも少しだけ説明のあったこの伝説について紹介します♥
昔この小さな漁村に一人の若い青年がいました。その青年は村一番の働き者。
青年は病に伏せる母と二人暮らしで、毎朝漁にでかけては病身の滋養のためにと鯛をとって母を看病する親孝行者でした。
ある夕暮れ、青年が沖に差していた網をあげたところ、海底からまぶしく光るものが網とともに上がってきました。
不思議と思いながらみてみるとそれは何と険しい目をした不動明王の像!
家に持ち帰った青年はその晩その像を枕元に置いて就寝しました。
するとその晩不動明王が夢枕でこんなお告げをしてきました。
「お前は私を鉾島の頂きに祀るのじゃ。大事にいたせよ。」
と地割れのするような声で叫ぶと明王は消えてしまいました。
そのまま起き上がった青年は朝ぼやけの中、村の大工の金松をたたき起していきさつを話し、二人して小さな祠を作り、その不動明王を祭りました。
すると、村の漁師たちが漁に出ている間は嵐や荒波がぴたりと止み、そればかりか魚もたいそう獲れるようになったといいます。
以来数百年の時を超えて今日でも鉾島の明王様は村人たちの篤い信仰を集めているということです。
なんとも神秘的で興味深い話ですね✨
話を聞くと余計にパワーを感じる(←単純)なんとも気になる鉾島!
みなさんも是非立ち寄ってみてください~♬
何時間とめても無料の駐車場と綺麗な公衆トイレがありドライブの休憩にもオススメです🌼🌼
スポンサーリンク
Leave a comment