港町三国の街並みを歩く♪ ~三国祭後編~
三国祭の記事に続き、三国神社を少し離れて古い町並みを散策してきたので、そちらをUPしていきます♪
三国町は、北前船の中継基地として栄えたことから、今でも”三国湊町”としてよく知られ、観光地としても大変人気があります。
みんなお揃いの飾りがつけられていて、お祭りムードをいっそう盛り上げます♡
そんな三国湊町を歩いてみると、いくつかの武者人形を見ることができました~♪
こちらは山車が収納されている「山車蔵」。巡行している6体の蔵は空っぽですが、今年は出番がなかった人形たちもお披露目されており、見学することができます。
この界隈には、きたまえ通りを中心に、江戸時代の風情を残す古い町並みが続きます。
特に歴史的に有名な人物や建物に関してはキャプションがあり、それを読むことで非常に興味をそそられました。
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こちらは三国湊町のシンボル、旧森田銀行本店です。 無料で開放されており、自由に見学することができます。(午前9時~午後5時)
森田銀行は、かつて北前船による廻船業を営んでいた豪商・森田家が1894年に創業したもので、この本店である建物は1920年に建築されました。
設計技師は、長崎県庁や横浜市開港記念館を手がけた”山田七五郎”だそうです‼
今では、県内に現存する最古の鉄筋コンクリート造りの建物で、登録有形文化財として大切に保存されています。
外観はなんとも美しい洋館スタイル♡ 一見レンガ造りですが、実はタイル貼りです。中央に見える銘板は、なんと大理石で作られているそうです✨
こちらが館内の様子♪ 白を基調としており、漆喰模様が豪華です✨(吹き抜けの2階建てになっていますが、この日は2階や奥の部屋に入ることはできませんでした。)
この日は、三国祭りの開催中だったため、祭りの歴史が写真パネルで展示されていました。(時期によって、さまざまな展示やコンサートが行われているそうです)
そして、パネルが並べられているこの台は、なんとケヤキの1枚板からできています‼その長さおよそ7mというから驚きです‼
向かって右側の壁には黒くて大きな重厚感のある扉が見えます。こちらは金庫大扉。当時はこの金庫室は20畳ほどの広さだったと言われています。
そしてその手前には金庫小扉。こちらは、館内マップによれば、脱出用だったとか・・・(笑)
奥に見えるお部屋は重役室。隙間から、ちょっとだけ中の様子がうかがえます。
旧森田銀行のすぐそばには、洋館とは対照的な建物が。こちらは旧大木道具店。
運よく2階へも通していただけたのですが、シミだらけのソファや、ホコリをかぶったフロアを見ると、一切手を加えることなく当時のまま保管されていることが見て取れます。
一方、大きな窓にはデザインガラスが使用されており、”大正ロマン”のレトロな雰囲気が漂う空間でした。
“三國湊町家PROJECT”活用物件の1つだそうで、生まれ変わるのが楽しみです♡
三国祭の開催にあわせて、「我が家のお宝展」というものも開催されています。
これは、各家庭ご自慢のお宝を、三国祭に遊びに来る方々にお披露目するもので、およそ50軒ものお宅が参加されています‼
お宝といってもジャンルは様々で、これまでの三国祭りの資料を展示していたり、焼き物や盆栽、着物などがお披露目されていました。
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私も三国湊町界隈を歩くのは初めてだったのですが、とってもフォトジェニックなスポットが多く、また、ご当地グルメも充実していて、若い人々にとっても面白い場所だと思います(^^)
サンセットビーチからもすぐそばなので、これからの時期にお勧めですよ~♡
ぜひ皆さんも、古き良き港町の空気を楽しんでくださいねっ✨
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