Latest blog

福井の美食のルーツを探る!美味しいお水はどこから来てる!??

福井の美食を支える湧水⛲
福井の味覚と言えば、米、酒、そば、水ようかんなどがあげられますが、
すべてに共通していえることがあります。
それは『水の美味しさが決めてである』こと。
水道の水源の約7割が地下水のため、福井の家庭や宿の水道水でさえもその美味しさが感じられます。
「ふくいの水」として県が認定した湧水は47か所。
今回はその中から5か所をピックアップしてご紹介致します(^^)

 

御清水 (大野市泉町)

福井の中でも特に、広大な森林と山に囲まれた盆地から成り立ち、豪雪地帯でもある大野市は湧水の宝庫。
その中でもかつてお城や武家屋敷の生活用水として使われたのが「御清水」です。

別名「殿様清水」とも呼ばれ、全国の「名水百選」のひとつにもなっています。

 6

良質な地下水が湧出し、夏冷たく冬暖かい地下水は、飲み水などに利用され、地域の社交場などととして親しまれています。
アクセス抜群の街中にあるので、大野観光ついでに気軽に立ち寄ることもできます。

7 8

 
 

箕脇の時水 (越前市蓑脇町)

蓑脇集落から大平山に入った中腹にある湧水で、2~6時間に1度出たり止まったりする間歇冷泉です。

「滝の音を3回聞くとお昼」など、時間を知る目安でもあったため「時水」と呼ばれています。

1 3
福井県の文化財 (名勝)にも指定されているそうです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 


スポンサーリンク



 

桃源清水 (鯖江市)

昔から河和田地区の飲み水として利用され人々に親しまれ、ふくいのおいしい水認定されています。
2004年の豪雨により被災し、一時利用できなくなっていましたが、2007年に地域住民が復活させた、住民の力で蘇った湧水です。
4 5

 

 

瓜割清水 (福井市)

一乗谷朝倉氏遺跡の近くにあるこちらの湧水。

瓜が割れたことから名付けられたと伝えられている瓜割清水は、
城戸ノ内町 朝倉氏の御前水として使われていたと考えられています。
泉の広さは約100㎡で一乗城山から銅の樋で引いているそうです。
9
底には笏谷石製の板石が敷き詰められており、めだかも生息しているほど水質も良好。
今も生活用水として利用されているため、地域の人と触れ合う機会が多いのも魅力の一つ(^^)

 

 

長命水  (敦賀市)

気比神宮の大鳥居をくぐって左手にある長命水。
無病息災や延命長寿の神様にあやかって名づけられました。

起源は702年、実に1300年以上にもわたり湧き出ているという、歴史ある湧水。
11 12

「鶴は千年、亀は万年」と言われ、長寿の代表的な動物の亀。
石造りの亀の口から出ている湧き水を飲むと、無病息災、延命長寿のご利益があると言われています。

 

 


スポンサーリンク



 

いかがでしたか??✨

夏のドライブついでに、福井各地の湧水を探してみるのも面白いかもしれませんね(^^)

秘境にある湧水から地域の人々の生活の中にある湧水まで・・・

福井の美味しい食文化のルールでもある美味しい地下水をぜひご堪能ください✨

 

 

 

 

Leave a comment

Your email address will not be published.


*


TOP